鄭明勲氏「特恵疑惑」は事実…ソウル市の1年契約延長に批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.24 08:54
鄭明勲(チョン・ミョンフン)ソウル市響芸術監督をめぐる特恵疑惑がほとんど事実であることが確認された。ソウル市監査官は23日、こうした内容の特別調査結果を発表した。ソウル市が結果発表前の昨年末、鄭監督との契約を1年延長したことをめぐり性急な決定だったという批判が提起されている。
ソウル市は暴言で批判を受けて辞任した朴ヒョン貞(パク・ヒョンジョン)前市響代表理事の疑惑提起後、鄭監督に対する調査を進めた。市は鄭監督の息子のピアノレッスンを担当したAが2005年12月から2012年12月までソウル市響に勤務したことを確認した。監査官室は「職制にない職位を作って就職させたのが問題」と説明した。鄭監督の兄が代表の会社(CMI)で課長を務めた職員が法人発足直後の2005年に採用され、現在まで勤務中であることも追加で確認された。